キャリアの作り方

良質な影響力を発揮するための起点

みなさま

今朝はスケジュールの関係から週報に向き合う時間が早く、今日がどのような天候になるか判断できないが、気温はかなり低いのだと感じる。都内も日が当たらないところなどは残雪が残っている。

1月の中旬になると大学の講義も最終段階にはいる。秋学期は、東北大学の講義が先行していたので今週から講座の総括としての個人別のプレゼン発表になった。秋学期では、「Internship Preparation」、「Global Leader」、「留学生の為のキャリア実践」の3つの講座を担当した。すべての講座で留学生が主たる対象となる。

今週最初のプレゼン発表の講座は、「Global Leader」の講座であった。この講座では主としてリーダーシップを発揮するためには知識やスキルといったいわゆるIQ(知能指数:知的能力を示す指数)に属する能力だけでなく、どのように他者を理解し、自分を律し、周囲にいる人々に良質な影響力を発揮することができるかをEQ (Emotional Intelligence Quotient 心・感情の知能)という概念をグループワークの機会を通じ習得する。

自らの感情をどう理解し、どのように活用すれば人々に良質な影響力を与える卓越した立ち振る舞いができるかという自身のあり様を深めていく実践的なプログラムである。
秋学期は履修者が多かったので、今週と来週の二週に分けて発表の計画をたてた。限られた時間の中でも学生たちが授業を通じて内在化されたメッセージを私自身が受け止める事はとても大切な時間である。

また他の学生にとっても同じことを学んだ仲間が、それぞれの受け止め方で表現することに接することは、自らの考え方に新たな気づきや深みを与えてくれるのだと願う。履修者が少し多くなり、一人当たりのプレゼンの時間に制約条件が生じたとしても出来る限りこうした場を工面したい。

何人かがプレゼンをし、あと残り少なくなった頃、欧州からの留学生の発表で、表現したのがドラッカーの理論であった。彼は適切なことを、他者を通じて成すことにリーダーシップの要諦があり、そのリーダーシップを発揮する為にEQの能力が不可欠であると語った。個人で成し遂げる事は限られる。他者をどう動機付け、励まし、信頼を得ていくか、そこにマネジメントの本質があると。その起点を他者に求めるのでなく、常に自らに厳しく課すことが大切なのだと。自分の言葉になっていると感服する。

来週から、横浜国大でも最終講義に向けての発表の場が続く。どのような気づきを彼らが得たのか、私自身が深く学ぶ大切な一週間が続く。

今日一日が良い一日となりますように、特に悲しみや困難に向き合っている方に励ましがありますように。また、良い週末をお過ごしください。新しく始まる一週間が皆様にとって、豊かな一週間でありますように。

都内にて 竹内上人

関連記事