キャリアの作り方

映画製作

今朝の愛知県西三河地方の天気は快晴。日中はだいぶ気温が上がりそうな空気感になっている。

「キャリアデザイン」講座と「EQ (Emotional Intelligence Quotient心の知能指数)」講座の2つの講座を横浜国立大学と東北大学で、主として海外からの留学生を対象にした講座カリキュラムの中で担当している。4月から進めてきているので、クラス学生間の交流もだいぶ馴染んできている。留学生が中心になっているが、日本人の学生も少人数だが交じっていて、異文化、言葉の壁を乗り越えて積極的にグループワークなどに取り組んでいるが頼もしい。

春季課程でのEQ講座は、昨年の秋季課程で行った基礎講座のアドバンスコースとしての位置づけになる。映像を使用したグループ活動を初めての試みとして組み込んだ。EQの概念の理解を深めるために3~4本の短編のビデオ映像を作成する。

今週、第一作目の映写会を行った。①上映前の監督・主演俳優・女優の挨拶、②上映、③上映後の映像解説とプレゼンテーションは続く。どんな内容になるのか期待が半分、不安が半分であったが、結果は予想をはるかに上回るものとなった。私自身が学生たちの力量の高さに驚愕を覚えることとなったのだ。

今回のテーマは、感情を正しく理解する能力と、習慣的な(癖となってしまう)感情反応のパターンをマネジメントする能力の2つのEQ Competency(感情能力)を取り上げて、5分間の映像化を試みた。一つのグループ(講座では映画製作会社)は、概ね5名から6名の学生で構成され、監督、助監督、俳優などのキャスティングを予め設定して制作する。最初だったので、脚本シナリオの展開のフレームワークだけは提示した。

講義でそれぞれのEQの概念を学んでいくということも大切だが、基本概念を理解した学生たちが、その内容を自分のアイデアで映像という作品に仲間と相談しながら創り上げていくことの効用も理解を促す。実際の理解浸透に関する評価は7月の最終プレゼンに委ねられるが、 学生の意気揚々として取り組んでいる顔をみると、この形式を試みて良かったと安堵するとともに、楽しさを通じて実効的に理解が深まる為の仕掛けをこれからの講座に中にどのように織り込むべきかという責任も感じる。

30年以上前、学生時代、映像ではないが演劇で、専攻で学んだことを舞台化した経験がある。「能力主義人事制度導入」に対する労使交渉をテーマにした。労使のそれぞれの視点で理解が深まったし、芝居を創り上げる過程で人間的な関係ができた。私は脚本担当だった。社長役は、今は大手企業の人事部長、青年部長役兼舞台監督は、朝ドラや大河ドラマにも頻繁に出演する俳優になった。

映像加工に多彩なアイデアを織り込み、編集ソフトを駆使する学生の卓越した力量が企業組織で活かせる経験として学生一人一人が内在化できるように精一杯苦労したい。

今日一日が良い一日となりますように、また、良い週末をお過ごしください。新しく始まる一週間が皆様にとって、豊かな一週間でありますように。

愛知県三河高浜にて 竹内上人

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