McKEN 木鶏会

Mokkei-No.374号-20260306-新渡戸稲造-武士道 – 正直

『義・勇・仁・礼・正直・名誉・忠義』 新渡戸稲造 武士道 より
新渡戸稲造(1862-1933)、日本の教育者・思想家。

『正直』
『 正直、武士の一言。「正直」と「名誉」は同根。』

所感:
明治初期、新渡戸稲造は日本人の精神構造の根幹の良質さを海外に示す為に、「武士道」という英書を米国で発行する。『 武士道 』(Bushido: The Soul of Japan )、 1899年刊行。基本的には、武士階級の精神修養の根幹的な思想であるが、広く一般庶民まで拡販し、評価もされ、日本人の基本的な道徳概念の一部を形成する。七つの徳から成り立つ。

「正直」
「最後に、最も大切なる訓え(おしえ)・・・己に対して忠実慣れ、さすれば夜の昼に継ぐが如く、他人に対しても忠実ならん」(ハムレット 第一幕第三場より、坪内逍遥訳)、この引用は、渡辺昇一先生の著書、「知的生活の方法」の冒頭にある。 そこには、分からないのに、分かったふりをしないということに尽きると書いてある。 本当にわかったつもりでいたのにそれが間違いだったということは私たちの周りによくある。
結論を急ぎすぎ、また保身の為、品質トラブルであっても、 計画外の支出や、納期遅延であっても、その場の都合のいい解釈でやりすごしてしまおうとする気持ちにかられる。 本当にこの問題や課題の真の原因はどこにあるのかということを突き詰めて考えていくことが肝要である。 多くの場合、突き詰めていくとそれは、他責ではなく、 自分自身にその責任が関与していることに気づく。先の書籍で、渡辺先生が示した言葉は、正直なるということは、「良心に恥じないようにせよ」と続く。

2026年3月6日

“Shōjiki” (正直 | Honesty / Veracity)
“Shōjiki — the single watchword of the samurai.
Honesty and honor spring from the same root.”

Reflection
In the early Meiji period, Inazō Nitobe published Bushidō: The Soul of Japan (1899) in the United States to present the moral soundness at the core of the Japanese character to a Western audience. Although bushidō was originally the ethical discipline of the samurai class, the book spread widely among the general public, gained high regard, and came to shape part of Japan’s basic moral vocabulary. Nitobe structured his work around seven virtues, and among them he placed Shōjiki—honesty—as a central pillar.

On “Shōjiki”
In Hamlet, Act I, Scene 3, Shakespeare writes—rendered by Shōyō Tsubouchi:

**“Above all things, to thine own self be true;
and it must follow, as the night the day,

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